AIの技術で手塚治虫31年ぶりに新作を発表!さまざまな故人がAIによって生み出されたことについて
「“漫画の神様”手塚治虫31年ぶりの新作」を
AI技術で生み出すという前代未聞のプロジェクト《TEZUKA2020》
TV、新聞、ウェブなど各メディアから大きな注目を集める
本プロジェクトから生まれた新作漫画『ぱいどん』が
2月27日(木)発売の「モーニング」13号に表紙&巻頭カラー付きで登場しています!
発売から1週間が経とうとしていますが
私は最近知りましたし、読んでもいません(笑)
なので漫画の内容や感想というよりも、今後もこういった企画が増えるだろう中で
ファンの方はどう思うのだろう?私がファンだったらどう思うのだろうと考えてみました。
手塚治虫の新作はどのようにして生まれた?
①過去の手塚作品をデータ化しAIに読み込ませストーリーや登場人物を学習させる。
②AIが漫画のネタを考えキャラクターも生み出す
③人間がAIの発想に手を加えて完成
このような手順で漫画が完成されました。
この復活をみなさんはどう思いますか?
はい、わかってます。
ほとんどの方は「まあいいんじゃない?」って思うでしょうね(笑)
私は特に手塚治虫さんのファンでもありませんし
手塚作品と言ってもメルモちゃんの変身シーンに興奮したという思いでしかありません(笑)
ただ、今回の新作を「手塚治虫の新作!」というのには
ちょっと違和感があるかなというぐらいでしょうか。
では、本当に手塚治虫さんのゴリゴリのファンの方はどうなのでしょうかね。
私は昨年大晦日のあのシーン思い出しました。
2019年紅白歌合戦 AI美空ひばり
「AI美空ひばり」は、NHKがヤマハの技術協力で過去の音源や映像を基に再現。
秋元康が作詞した新曲「あれから」を歌わせた。
曲の合間には「お久しぶりです」「私の分まで、まだまだ頑張って」などの語りも入っている。
AI美空ひばりについても、ほとんどの方は
「そっくりでびっくりだ~」「すげえ技術!」というような
「まあいいんじゃない?」的な感想だったと思いますが
一部では「冒涜だ!」や「故人の遺志を無視している!」などの声も上がりました。
また一方で、とても面白いスポーツでのAI復活もありました。
BS1スペシャル「完全版 どすこい!夢の大相撲~令和元年 AI場所~」
AIとCGの技術を使ってよみがえる伝説の横綱たちによる夢の対決!!
大鵬・初代若乃花・北の湖・貴乃花・朝青龍…他によみがえるのは誰だ
スペシャルマッチは昭和の大横綱・千代の富士VS現役最強横綱・白鵬
AIによって導き出された対決結果をCGで再現
2019年の年末に放送されていて、たまたまテレビを付けたら放送されていて
見入ってしまったのですが、実に面白かった!
貴乃花が白鵬に敗れてしまったときは残念でしたが
千代の富士が白鵬に勝ったときはガッツポーズまでしちゃいましたよ。
本当に手に汗握る戦いでした。
まとめ
「AIひばりを見ても分かるように需要は大きく、故人が再現される動きは多分止まらない。
誰の許可があれば故人を再現できるのか
故人の遺志はどこまで尊重されるのかなど考えることは多い。
だから危ない、と言いたいのではなく、想像力を持って語り合うことが大事ではないか」
東京新聞TOKYO Webより
今のところ、アーチストでは賛否両論が巻き起こるけど
スポーツなどでは批判を浴びずに好評を得ている論調になっていますね。
今後、世界的なスター、ジョン・レノンさんやマイケル・ジャクソンさんや
日本では尾崎豊さんなどが、今後AIによって再現される日がくるかもしれません。
または、あなたが大ファンだった故人の復活があるかもしれません。
そのときにどのように思うのでしょうか。 複雑ですね。
でもやっぱり、これは本人とは全く違うもの。
ただのAIが作っただけの作品なんだと思うことが大事なのではないかと思いました。